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読了18分
2026July6に更新
2024January16に公開

日本の温泉徹底ガイド

Sophie Brodie
女性が温泉を楽しんでいる。

河口湖のほとりに佇むうぶや温泉は、他では味わえない富士山の景色を堪能し、至る所でリラックスできます。モダンなデザインと伝統的な温泉文化が見事に融合しています。

日本の温泉を初めて利用する方も、大の温泉好きの方も、日本旅行の一番の楽しみといえば温泉でしょう。ただし、現地の入浴マナーを知っておくことが大切です。
  • 温泉に浸かる前に、まずは洗い場で体をきれいに洗いましょう
  • 訪問前に、タトゥーに関する制限や、服・水着の着用禁止のルールを確認しておきましょう
  • のれんの色や表示に注目しましょう。温泉によっては、日替わりでのれんが入れ替わることがあります

満開の桜の下、あるいは富士山の絶景を目の前で、湯煙が立ちのぼる日本の温泉にゆったりと身を委ねる。最高だと思いませんか?伝統的な温泉でゆったりとすることは、日本の人々にとって単なる「たまの贅沢」ではなく、日々の暮らしに深く根ざした、大切なライフスタイルです。

数千年の歴史を誇る温泉は、自然を楽しみながら心身を癒せる特別な空間です。旅行者は温泉で、日常を離れてリラックスし、地域の文化に触れられます。家族旅行から友達との旅、あるいは一人旅まで、どんな旅行スタイルであっても、このガイドを読めば、日本の名湯について知っておくべきことがすべて分かります。

アドバイス:時間があまりない方や、いきなり本格的な温泉に入るのは少しハードルが高いという方は、ぜひ足湯を試してみてください。足湯は温泉街の通りや公園などでよくあり、多くが無料で利用できます。服を脱いだり全身でお湯に浸かったりする必要はありません。靴と靴下を脱ぐだけで、リラックスできます。

人気の温泉街

城崎温泉(兵庫県)

緑豊かな山々と円山川に囲まれた城崎温泉は、日本屈指の温泉街として知られています。1,300年以上の歴史を誇るこの街には、穏やかな雰囲気と多彩な天然温泉を目当てに世界中から多くの観光客が訪れています。

  • こんな方におすすめ:カップル、ご家族、初めて温泉を訪れる方
  • タトゥーのルール:タトゥーOK(サイズ制限なし・カバーシール不要)
  • 服・水着の着用の可否:着用不可
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場
  • 特徴:内湯と露天風呂
  • 料金:1,000円未満(6ドル(USD))または1日パス*で1,500円(10ドル)

城崎温泉の魅力

城崎温泉では、7つの外湯で本格的な温泉体験ができます。山々を望むさとの湯の露天風呂や御所の湯の洞窟風呂など、各外湯がそれぞれ異なるデザイン、雰囲気、造りになっています。

西村屋本館森津屋などの多くの旅館では、宿泊中に7つの外湯を自由に巡れるパスを提供しています。また、この温泉街は一年を通じていつでも楽しめる魅力的な旅先です。春には桜、冬(11月〜3月)には地元の新鮮な松葉ガニを堪能できるなど、どの季節に訪れても、城崎ならではの体験ができます。

  • こんな方におすすめ:ご家族、カップル、一人旅の方
  • タトゥーのルール:「タトゥーOK」「要カバー」「入浴禁止」など各施設によって対応が異なります
  • 服・水着の着用の可否:温泉施設や浴場の種類により対応が異なります
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場か貸切風呂か選択可能
  • 特徴:内湯と露天風呂
  • 料金:フルパスで2,400円(15ドル)*

別府では、定番の温泉だけでなく、蒸し湯、泥湯、砂湯など、さまざまな入浴体験を楽しめます。別府温泉の最大の目玉は地獄めぐりです。このツアーは、バスでの移動が便利で、コバルトブルーの温泉から血のような赤色まで、鮮烈な色彩で知られる個性豊かな7つの火山性温泉を巡ることができます。また、ひょうたん温泉や割烹旅館かんな和別邸といった施設では貸切風呂も用意されており、プライベートな空間でリラックスした時間を過ごせます。

別府には多彩な体験やアクティビティがあるだけでなく、次のようなさまざまな宿泊施設もあります。

別府には「別府八湯」と総称される8つの温泉郷があり、小規模な温泉街と違い、エリア間の移動にはバスやタクシー、レンタカーを利用するのが一般的です。

散策していると、各地区にそれぞれの特徴があることに気付くでしょう。

  • 観海寺温泉:別府湾の絶景を楽しみながら、体を癒やせます。
  • 亀川温泉:浴衣を着て自然の熱で温められた砂に埋まる、伝統的な「砂湯」で有名な穏やかな海岸沿いの場所です。
  • 鉄輪温泉:歴史豊かな温泉街で、蒸し湯や旅館を楽しめるほか、地熱の蒸気で卵や海鮮、野菜などの食材を調理する「地獄蒸し料理」に挑戦することもできます。

知っておくと良いこと:別府温泉のお湯は43°C前後であることが一般的です。もし水を足したいときは、周りの人に一言声をかけるのを忘れずに。また他の地域ではよく見かける、湯船の縁に腰掛けることは、別府で敬遠されます。

黒川温泉(熊本県)

黒川温泉街は、九州の渓谷の中心に佇む、絵画のように美しい温泉街です。豊かな森に囲まれ、阿蘇山にもほど近いこの地に訪れると、心安らぐ日本の本物の温泉を体験できます。

  • こんな方におすすめ:カップル、一人旅の方
  • タトゥーのルール:一部施設では入浴禁止、一部施設ではパッチシール着用で入浴可能
  • 服・水着の着用の可否:着用不可
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場か貸切風呂か選択可能
  • 特徴:男女混浴の温泉
  • 料金:手形パスで500円(3ドル)*

黒川温泉街の魅力

黒川温泉の大きな特徴は、保全に徹底して取り組んでいる点です。街のあらゆる場所が周囲の自然に溶け込むように設計されており、大型ホテルやネオンサイン、派手な色彩は禁止されています。また、黒川温泉では湯めぐりの文化が根付いており、多くの観光客が案内所で入湯手形を購入しています。

この木製パスには、加盟している温泉施設3軒に入浴できるシールが3枚ついています。数多くの旅館が参加しているため、どこに行くか迷ってしまうこと間違いなしです!使い切れなかったシールは、対象の施設でドリンクや軽食、お土産などと交換することもできます。

一風変わった温泉体験をお探しなら、新明館の温泉、洞窟風呂を訪れてみてはいかがでしょうか。ここには2つの混浴風呂と、1つの女性専用風呂があります。あるいは、いこい旅館で名物の立ち湯を体験してみるのもおすすめです。

ほかにも魅力的な旅館が多数あります。例えば黒川温泉お宿のし湯では、伝統的な茶室や木の温もりあふれるお風呂、そして朝食や本格的な懐石料理の夕食を楽しめます。

黒川温泉には約26か所の浴場があり、なかには混浴の露天風呂もあります。プライベートに温泉を楽しみたい方は、多くのホテルや旅館で用意されている、時間制の貸切風呂を利用できます。

日本のユニークな温泉

うぶや温泉(山梨県)

河口湖のほとりに佇むうぶや温泉は、他では味わえない富士山の景色を堪能し、至る所でリラックスできます。モダンなデザインと伝統的な温泉文化が見事に融合しています。

  • こんな方におすすめ:ご家族、カップル、初めて温泉を訪れる方
  • タトゥーのルール:制限付き(タトゥー用のパッチシール必須)
  • 服・水着の着用の可否:着用不可
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場と貸切風呂
  • 特徴:内湯と露天風呂
  • 料金:780円(5ドル)*

うぶや温泉の特徴

うぶやの最大の魅力は、なんといっても特別な絶景と「人生を祝う」というコンセプトで、人生の節目を祝うのにぴったりな宿です。お祝いの際には、伝統的な法被や、中にお祝いメッセージが入った手作りのくす玉を用意してくれます。

1階には、富士山の女神である木花之佐久夜毘売を祀った小さな神社の木花の社があり、自由にお参りできます。その傍らには富士山をかたどったメッセージボードが設置されており、日頃の感謝の気持ちや未来への願い事を綴ることができます。

そして、うぶやと言えばやっぱり圧倒的なロケーションが特徴です。大浴場はもちろん、ほぼすべてのお部屋から素晴らしい絶景が楽しめます。温泉街で湯めぐりをする代わりに、館内のいろんなお風呂をのんびり巡りながら、日常を忘れて穏やかな時間を過ごせます。

浴場は2つのフロアに分かれていて、以下のようなお風呂を楽しめます。

  • 大浴場
  • 露天風呂
  • 寝湯
  • 座湯
  • めぐり湯(座湯と寝湯の組み合わせ)

うぶやの魅力は温泉だけではありません。サウナや館内のスパ、リラクゼーションルーム、図書館、カラオケが完備されているほか、館内レストランでは四季折々の懐石料理を堪能できます。1日リラックスした後は、引き続き富士山の絶景を楽しめる、すぐ近くの富士河口湖温泉湖南荘を予約して、泊まってみるのはいかがでしょうか?

道後温泉(愛媛県)

日本最古の温泉の一つとして知られる道後温泉は、数千年前の古代の文献にもその名が登場するほど、深い歴史を誇ります。この温泉街は、愛媛県松山市に位置しており、今もなお佇む浴場の建物は、1894年に明治天皇への敬意を表して建てられました。

  • こんな方におすすめ:カップル、一人旅の方
  • タトゥーのルール:タトゥーOK(サイズ制限なし・カバーシール不要)
  • 服・水着の着用の可否:着用不可
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場か貸切風呂か選択可能
  • 特徴:内湯
  • 料金:700円〜2,500円(5ドル〜16ドル)*道後温泉の料金は、入浴のみのシンプルな利用か、お茶のサービスが付いた畳敷きの貸切休憩室を利用するかによって大きく異なります。

道後温泉の特徴

道後温泉は、長年にわたって高い人気と知名度を維持してきました。また、迷路のような廊下や階段、畳の小さな和室は、「千と千尋の神隠し」でメインの舞台として登場する銭湯の「油屋」にインスピレーションを与えたとも言われています。

それだけでなく、道後温泉が特別なのは、地元の人々や観光客が今なお息づく歴史を肌で体験できる場所にしている点にあります。入浴券を受け取ったら、19世紀に建てられた多層階の歴史ある共同浴場「道後温泉本館」の館内を探索できます。中に入ると、次のような見どころが待っています。

  • 2つの公衆浴場:素朴な風情の「神の湯」と、より落ち着いた雰囲気で入浴できる「霊の湯」があります。
  • 又新殿:皇室専用の御湯殿とも呼ばれるエリアで、19世紀に頻繁に訪れる皇室の方々をお迎えするために建てられました。
  • 畳敷きの共用ルーム:ゆったりとくつろぎながら、お茶を楽しめる和室です。

注:人気の施設のため、お風呂の利用時間は原則として60分〜90分までとなっています。

一日中温泉を満喫した後は、四季折々の懐石料理と広大な日本庭園で知られる道後温泉ふなやで、引き続きゆったりとした贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

家族連れ向きの温泉

ひょうたん温泉(大分県)

ひょうたん温泉は、日本で唯一ミシュラン3つ星を獲得した温泉として知られます。別府の傾斜地に佇む伝統的な風情の中で、ご家族そろってリラックスできます。

  • こんな方におすすめ:ご家族、一人旅、初めて温泉を訪れる方
  • タトゥーのルール:タトゥーOK(サイズ制限なし・カバーシール不要)
  • 服・水着の着用の可否:着用不可
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場か貸切風呂か選択可能
  • 特徴:内湯と露天風呂(屋内の瀧湯が有名です)
  • 料金:780円(5ドル)*

ひょうたん温泉の魅力

ひょうたん温泉は、ゆったりとした雰囲気の中で伝統的な日本の温泉を体験したい家族連れに人気のスポットです。館内には貸切の家族風呂が14か所あり、8個の屋内風呂と6個の露天風呂から選べます。それぞれの風呂には異なるテーマとスタイルがあり、自然をテーマにした「かじか」や懐かしさが感じられる「響」など、家族でリラックスできるお風呂を選べます。

貸切の家族風呂は90分間約2,400円(15ドル)で予約して、大切な人と一緒に入浴できます。入浴後は各ファミリールームで貸切のサウナも利用できます。

ひょうたん温泉では、温泉につかるだけでなく、セルフ砂湯も楽しめます。保護者の方の付き添いがあれば年齢を問わずどなたでも利用でき、温かい砂の中にそっと体を埋める、ちょっとした遊び心のある体験ができます。砂湯の後は、休憩エリアでリラックスしたり、カードゲームを楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。館内のレストランでは、お子様メニューや日本酒、ひょうたん温泉の蒸気を使った蒸しプリンなど、多彩な料理をご堪能いただけます。入浴を楽しんだ後は、国東荘に宿泊して、伝統的な温泉体験をさらに満喫できます。

ひょうたん温泉の魅力

ひょうたん温泉は、ゆったりとした雰囲気の中で伝統的な日本の温泉を体験したい家族連れに人気のスポットです。館内には貸切の家族風呂が14か所あり、8個の屋内風呂と6個の露天風呂から選べます。それぞれの風呂には異なるテーマとスタイルがあり、自然をテーマにした「かじか」や懐かしさが感じられる「響」など、家族でリラックスできるお風呂を選べます。

貸切の家族風呂は90分間約2,400円(15ドル)で予約して、大切な人と一緒に入浴できます。入浴後は各ファミリールームで貸切のサウナも利用できます。

ひょうたん温泉では、温泉につかるだけでなく、セルフ砂湯も楽しめます。保護者の方の付き添いがあれば年齢を問わずどなたでも利用でき、温かい砂の中にそっと体を埋める、ちょっとした遊び心のある体験ができます。砂湯の後は、休憩エリアでリラックスしたり、カードゲームを楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。館内のレストランでは、お子様メニューや日本酒、ひょうたん温泉の蒸気を使った蒸しプリンなど、多彩な料理をご堪能いただけます。入浴を楽しんだ後は、国東荘に宿泊して、伝統的な温泉体験をさらに満喫できます。

箱根小涌園ユネッサン(神奈川県)

世界的に有名な温泉テーマパーク、箱根小涌園ユネッサンは、日本の温泉文化を独自にアレンジしており、家族連れにぴったりです。

  • こんな方におすすめ:ご家族、カップル、初めて温泉を訪れる方
  • タトゥーのルール:制限あり(「森の湯」または水着着用エリアでは、タトゥー用のパッチシールの着用が必須です)
  • 服・水着の着用の可否:場所により異なります(「森の湯」ゾーンでは着用不可)
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場か貸切風呂か選択可能
  • 特徴:内湯と露天風呂(非常に大きな屋外テーマエリアが有名です)
  • 料金:2,500円~3,500円(16ドル~23ドル)*

箱根小涌園ユネッサンの魅力

箱根小涌園ユネッサンのメインゾーン「ユネッサン」は、全裸での入浴が義務付けられている従来の温泉とは異なり、水着を着用する必要があります。3歳未満のお子様はスイミングパンツを着用する必要があり、必要な場合は館内で購入できます。

楽しみがいっぱいのこのエリアには、コーヒーやワイン、緑茶をテーマにしたプールなど、さまざまなお風呂があり、すべてお子様も楽しめます。箱根小涌園ユネッサンでは、ほかにも家族で楽しめる次のようなエリアがあります。

  • ボザッピィの湯ゥ遊広場:乳幼児にぴったりの浅い屋内プール
  • ポニーラグーン:小さな滑り台付きの子供用プールと保護者向けの観覧エリア
  • ボザッピィのジャングルジム:家族連れ向きの屋外プール。滑り台と浅いプールがあります 

もっとスリルを味わいたいなら、ウォータースライダー付きの屋外プールのロデオマウンテンや広々とした内湯の神々のエーゲ海を家族で楽しめます。公衆浴場が混雑している場合は、約7,000円(45ドル)の風呂を2時間貸切で予約できます。

この温泉には専用の授乳室や更衣施設のほか、プールサイドのレストラン「フォンターナ」や「箱根ビュッフェ」などの家族連れ向きのレストランもあります。

箱根小涌園ユネッサンを気軽に楽しむなら、箱根小涌園天悠箱根小涌園美山楓林など、周辺の旅館へのご宿泊がおすすめです。

お手頃価格の温泉

草津温泉の共同浴場(群馬県)

上信越高原国立公園の周辺に位置するこの浴場は、日本一の天然温泉湧出量を誇っていることで知られています。

  • こんな方におすすめ:カップル、一人旅の方
  • タトゥーのルール:原則としてタトゥーOK(個々の浴場によって対応が異なります)
  • 服・水着の着用の可否:着用不可
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場
  • 特徴:内湯と露天風呂
  • 料金:2,500円~3,500円(16ドル~23ドル)*

草津温泉の共同浴場の魅力

この公共の温泉は、町が地域向けに管理しているものの、観光客も利用できるため、予算を重視する旅行者にとってぴったりの場所です。共同浴場では、旅館の個室をレンタルするなどの追加料金なしで伝統的な温泉を体験できます。

草津温泉はリーズナブルな料金で利用できますが、予約不要のため、特に週末や繁忙期は非常に混雑することがあります。また、タオルや石鹸は現地で購入すると、料金がかかることがあるため、持参することをおすすめします。

草津温泉では、次の3つの異なる入浴体験を楽しめます。

  • 西の河原露天風呂:日本最大級の露天風呂です
  • 大滝乃湯:温度の異なる様々なお風呂を巡ることができます
  • 御座之湯:湯畑の近くに位置し、木槽と石槽があります

プライベートな空間でゆっくりと入浴したい場合は、街中にそのような施設を備えた旅館が多数あります。例えば、季の庭裏草津蕩などが挙げられます。また、一部の旅館では、宿泊客以外の方も日中に有料で浴場を利用できます。料金は通常500円~1,500円(約3ドル~10ドル)です。

有馬温泉の日帰り入浴(兵庫県)

六甲山の麓にひっそりと佇む有馬温泉は、人気が高く、お手頃な料金で楽しめる温泉街で、神戸や大阪といった主要都市からも簡単にアクセスできます。

  • こんな方におすすめ:一人旅、カップル、家族連れの方
  • タトゥーのルール:厳格(公衆浴場ではタトゥー禁止)
  • 服・水着の着用の可否:着用不可
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場と貸切風呂
  • 特徴:内湯と露天風呂
  • 料金:2,500円~3,500円(16ドル~23ドル)*

有馬温泉の日帰り入浴の魅力

日本最古の温泉地のひとつである有馬温泉は、特徴的な湯色を持つ浴場で有名です。

  • 金の湯:鉄とナトリウムを豊富に含んだ「金の水」のお風呂
  • 銀の湯:ラジウム泉と炭酸泉を含む澄んだ「銀の水」のお風呂

どちらの浴場も個別に料金を支払うことができますが、両方試してみたい場合は、一度の旅行で両方に入場できる共通チケットを購入することもできます。予算を重視する旅行者にぴったりの浴場で、個室や懐石料理のコース料金を支払うことなく、日本の入浴文化を体験できる「立ち寄り湯」として設計されています。入浴後は、メインストリートを散策して、様々な屋台料理を味わうことができます。人気のメニューには、神戸牛コロッケ、豆乳ドーナツ、温泉饅頭などがあります。

手頃な価格で利用できる公共浴場ですが、中心部に位置しているため、特に週末、祝日、繁忙期には非常に混雑することがあります。また、施設・設備は高級旅館に比べて簡素な場合もありますが、アクセスの良さは抜群で、伝統的な温泉体験を非常にお得な料金で楽しむことができます。

他の温泉街と同様に、有馬温泉の多くの旅館では、宿泊客以外の方も日中、1,000円~3,000円(約7ドル~20ドル)で浴場を利用できます。または温泉テーマパーク太閤の湯へ足を運んで、26種類のお風呂、リラクゼーションエリア、サウナを楽しむこともできます。

公衆浴場が混雑している場合は、ホテルの施設を利用することもできます。亀の井ホテル有馬有馬グランドホテルなどのホテルでは日帰り入浴を提供しています。

東京・大阪近郊の温泉

修善寺温泉の筥湯(静岡県)

東京の賑やかな喧騒を離れ、移動すること約2時間ほどの場所に、閑静な修善寺温泉があります。旅行者は日常を忘れ、街の共同浴場の筥湯で温泉を楽しむことができます

  • こんな方におすすめ:予算を重視される方、日帰り旅行の方、カップル
  • タトゥーのルール:小さなタトゥーであれば可(大きいタトゥーの場合は貸切温泉を利用)
  • 服・水着の着用の可否:着用不可
  • 公衆浴場か貸切風呂か:公衆浴場
  • 特徴:屋内温泉
  • 料金:2,500円~3,500円(16ドル~23ドル)*

修善寺温泉の魅力

東京近郊で本格的な温泉体験をしたい、地元の人々の暮らしを見てみたいという方には、筥湯がおすすめです。筥湯には、42°C前後の温泉水が満たされた、大きな長方形の浴槽が一つあります。

にぎやかな温泉テーマパークや混雑するエリアを避け、静かにお湯に浸かりたい方にぴったりのスポットです。混雑しない時間帯を狙って訪れれば、ゆったりとリラックスできます。入浴後は、すぐ近くにある高さ12mの木造展望台に登ってみるのもおすすめです。そこからは、お寺の情緒ある屋根並みや桂川の美しい景色を一望できます。宿は、近くにある伝統的な修善寺温泉 ホテル滝亭がおすすめです。

南紀勝浦温泉(和歌山県)

南紀勝浦温泉は、紀伊半島南東部の海岸沿いという絶好のロケーションにあり、大阪から約4時間でアクセスできます。

  • こんな方におすすめ:冒険好きの方、一人旅の方
  • タトゥーのルール:厳格(カバーシールを着用するか貸切風呂を利用する)
  • 服・水着の着用の可否:着用不可
  • 公衆浴場か貸切風呂か:
  • 特徴:内湯と露天風呂(洞窟風呂の忘帰洞で有名です)
  • 料金:2,500円~3,500円(16ドル~23ドル)*

南紀勝浦温泉の魅力

南紀勝浦温泉の最大の魅力は、ホテル浦島にある「忘帰洞」と呼ばれる洞窟温泉です。宿泊客は、近くの波打ち際の景色を眺めながら、ゆったりとお湯に浸かることができます。

街中には、浜湯や錦の湯といった公共浴場をはじめ、様々な内湯・露天風呂があります。リゾート地から少し足を延ばしたい方には最適です。もし他の浴場が混雑していると感じるなら、熊野別邸 中の島へ行ってみてはいかがでしょうか。フェリーでわずか5分で行けるプライベートアイランドに位置するこの露天風呂は、水辺に面しています。

旅館と温泉:お風呂、旅館、街、スパについての解説

温泉

温泉とは、天然のミネラル成分が豊富に含まれ、心身共にリラックスできる伝統的なお風呂です。

日本各地には2種類の温泉があります。

  • 天然温泉:別名「本物の温泉」とも呼ばれ、火山活動によって温められた地熱水を利用しており、カルシウム、硫黄、ナトリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。多くの天然温泉には露天風呂があり、山、川、森の景色に囲まれながら入浴を楽しむことができます。

  • 人工温泉:ミネラルを加えた加熱したお湯または天然の湧水を用いて、伝統的な温泉を再現した人工的な温泉です。人工温泉は、屋内(内湯)と屋外(露天風呂)の両方があり、通常は大浴場、リゾート、ホテルなどに設置されています。

温泉街

温泉を中心に発展した日本の町や村で、多くは田園地帯、海岸沿い、または山間部に位置しています。多くの旅行者にとって、温泉街は日本の大都市の喧騒から逃れる絶好の場所となります。

温泉街は、地元の文化に浸れる場所です。

入浴は温泉街で日常生活において欠かせないものであり、地元の人々が湯屋を巡り、温泉巡りを楽しむ姿は珍しくありません。

ホテルスパ

日本各地の多くのホテルでは、宿泊客が遠くまで出かけなくても地元の文化に触れられるよう、温泉スタイルのスパを提供しています。これらのスパは、温泉街の伝統的な温泉よりも、より現代的な雰囲気を感じさせます。

近くの源泉から引いた本物の温泉水を使用する施設もあれば、ミネラルを加えた温水や天然温泉水で温泉体験を再現する施設もあります。一般的に、ホテルにはさらにサウナ、プール、トリートメントルーム、リラクゼーションエリアなどの施設・設備があり、初めて訪れる人や家族連れには便利な貸切風呂も用意されています。

旅館

日本のより伝統的で没入感のある温泉体験を楽しみたいなら、旅館に泊まってみるのも良いでしょう。畳敷きの旅館で、布団や引き戸があり、至る所で日本の文化が息づいています。

旅館には、内湯、露天風呂、男女別風呂、そして場合によっては男女混浴風呂など、様々なタイプのお風呂があります。貸切風呂も通常利用できますが、公衆浴場よりも小さかったり、事前予約が必要だったりする場合があります。

旅館は入浴以外にも、地元の味覚や旬の食材を活かした多彩な料理を楽しめるコースディナーがあることで知られています。

温泉に行く前に知っておくべきこと

温泉に浸かること自体、それだけ素晴らしい経験になります。しかし、見知らぬ人たちに囲まれて全裸で入浴するとなると、心の準備が必要です。初めて温泉を訪れるという方のために、実際に足を入れてみる前に知っておきたい、役立つヒントをまとめました。

  • 服・水着の着用の可否に関するルールを調べる:特別な指定がない限り、ほとんどの温泉では、完全に裸で入浴する必要があります。裸になるのを避けたい場合は、訪問前にしっかり下調べをして、服・水着の着用が許可されているかを確認してください。
  • 混浴に注意する:温泉は一般的に男女別ですが、混浴の場合もあります。
  • 入浴前にタトゥーのルールを調べる:タトゥーのルールは入浴施設によって異なります。温泉を訪れる前にタトゥーのルールを確認してください。入浴施設によっては、どんなに小さなタトゥーであっても入浴が禁止されている厳格なタトゥーのルールがあります。タトゥーOKの温泉の中には、タトゥーパッチシールやカバーを巻いていれば、中小規模のタトゥーをしている人でも入浴できる施設もあります。
  • 騒音に注意する:温泉はリラックスするための場所です。会話は禁止されていませんが、静かに会話する配慮が求められます。
  • 携帯電話を使用しない:温泉はプライバシーに非常に厳しく、入浴者のプライバシーを保護するために、入浴エリアにカメラや電話を持ち込むことはできません。
  • タオルを水に浸けない:入浴エリアに持ち込むために小さなタオルが提供されることはよくありますが、このタオルを浴槽の水に浸してはいけません。
  • 入る前に暖簾を確認する:浴場の入り口には、暖簾と呼ばれる色付きの仕切りカーテンがあり、通常は、女性側の入り口は赤色またはピンク(漢字で「女」と書かれている)、男性側の入り口は青色または緑色(漢字で「男」と書かれている)です。

注意:一部の温泉では、それぞれの景色や施設・設備をどちらの性別の方でも楽しめるよう、のれんを入れ替えています。夜であっても、入るたびに色やマークを必ず確認してください。

  • 小銭を用意する:ほとんどの温泉には、入浴中に荷物を預けられるロッカーがあります。これらのロッカーは、10円~100円程度の小銭が必要な場合が多いです。小銭は退場時に返却されます。
  • ご自身の洗面用具をお持ち込みいただけます。温泉ではシャンプー、コンディショナー、石鹸を無料で提供しており、タオルは有料の場合もあります。基本的なアメニティは用意されていますが、ご自身の洗面用具を持ち込むことも可能です。

温泉のマナー:すべきこととしてはいけないこと

すべきこと:

  • お風呂の間を歩くときに、身体を小さなタオルで覆う
  • 長い髪が水に浸からないように束ねる
  • 床が滑りやすいため、気を付けて歩く
  • 他の入浴者に挨拶する
  • 他の入浴者のプライバシーを尊重する
  • 小さな手ぬぐいを浴場に持っていく
  • 周囲に配慮し、騒音を抑える

してはいけないこと

  • 泳ぐ
  • 水に飛び込む
  • 浴場で水しぶきをたてる
  • 誰かの写真を撮る
  • 飲食物を浴場に持ち込む
  • 他の入浴客をじろじろ見る(失礼になってしまいます)
  • 大きなバスタオルを浴場に持ち込む
  • 温泉の中で身体を洗ったり、石鹸を使ったりする

温泉入浴の初心者向けガイド

1. 入る前に案内を読む

入浴ルールは、地域や温泉によって異なり、特別なルールがある温泉もあります。訪れる温泉に特別なルールがあるかどうか、案内などで毎回確認することをおすすめします。

2. 靴を脱ぐ

靴を着用したまま浴場には入れません。移動用にスリッパが用意されていることが多いので、必ずエントランスのロッカーや脱衣所に靴を置いてください。

3. 服を脱ぐ

着替えは更衣室でのみ行ってください。特に指定がない限り、下着や水着は浴場で着用できませんのでご注意ください。

4. 最初にシャワーを浴びる

入浴前に体を洗うための専用のシャワーエリアがありますので、お湯に浸かる前に必ず体をしっかり洗ってください。

5. 脱衣所に入る前に体を乾かす

ゆったりお風呂に入った後にシャワーを浴びる必要はありませんが、浴場を出る前に軽くタオルで体を拭くのが一般的です。こうすることで脱衣所を濡らさずに済みます。タオルを水に浸けないように注意してください。

温泉の予約方法

日帰り温泉はオンラインまたは直接予約できますが、旅館の温泉など一部の温泉は事前予約が必要です。日本では、楽天が予約サイトとして人気がありますが、地域のサイトである反面、旅行者にとってはいくつかの欠点があります。例:

  • 日本語に不慣れな方は翻訳アプリを使用する必要があります。
  • カスタマーサービスのサポートは、英語での対応が難しい場合があります。
  • 支払い方法が必ずしも明確ではなく、一部の旅館では現地で現金で支払うよう求められたり、海外のクレジットカードの利用時にトラブルが生じたりする場合があります。

次の温泉体験ではBooking.comをご活用ください

次の温泉体験を計画されていますか?ゆったりとくつろぎながら温泉に浸かるために、Booking.comを活用できます。

  • 他の旅行者からのクチコミを通して得られる情報や、タトゥーOKな温泉かどうか、英語での対応がスムーズか、その他世界中の旅行者による実際の体験談などを知ることができます。
  • カスタマーサービスはいつでもご利用いただけます。
  • すべての予約を1か所で行なえます。

温泉の料金と価格帯

予算

1,000円未満:通常の浴場体験。

中価格帯

1,000~2,000円:充実した施設・設備または複数の浴場に入れるパス。

プレミアム

2,000円以上:高級リゾート、テーマパーク、貸切体験、またはホテル限定のお風呂。

よくある質問

なぜ温泉ではタトゥーが禁止されていますか?

日本におけるタトゥーの歴史は複雑で、かつては組織犯罪と結びつけられていました。時を経て、一部の温泉ではタトゥーのルールを緩和したり、タトゥーカバーの着用を求めたりしています。より伝統的な温泉では依然としてタトゥー禁止の方針をとっていますが、念のため施設に確認し、カバーを持参するのが最善です。

温泉に入る時はどんな服装をしますか?

ほとんどの場合、温泉では、裸で入浴することになります。多くの温泉では、地域の伝統を守り、誰もが平等にリラックスできるよう配慮するとともに、お湯をできる限り清潔に保つために、このような方針が取られています。

旅行者は温泉に入ることができますか?

日本の温泉では旅行者は概ね歓迎されています。温泉を訪れることは、地元の文化を体験する良い方法の一つですが、滞在中は必ず施設のマナーを守るようにしてください。

マナーがわからない場合や質問がある場合は、服装から荷物の保管方法、浴衣の着方まで、あらゆることについてスタッフからアドバイスや案内を受けられます。

温泉の温度はどれくらいですか?

温泉の温度は施設によって異なりますが、一般的には38℃~43℃の間です。多くの施設では、温度が少しずつ異なる様々な浴槽が用意されているため、それぞれを試して自分にとって最も快適な温度を見つけることができます。

*免責事項:この記事に掲載されている温泉の料金は、調査時点(2026年2月)のものであり、日付、パッケージ、利用状況によって変動する場合があります。通貨換算は概算であり、参考情報としてのみ提供されています。実際のレートは旅行時に変動する可能性があります。