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Booking.comの旅のヒント
2026June25に公開

飛行機の乗り継ぎ時間を有効活用する方法

国際線の飛行機の乗り継ぎでは、待ち時間が長時間になることも。乗り継ぎ時間の過ごし方や注意点をご紹介します。
Yuno Imai
空港内を歩く荷物を持った女性

飛行機の乗り継ぎにはトランジットトランスファーとストップオーバーの3種類があります。それぞれの違いや注意点を理解して、乗り継ぎ時間を有効活用しましょう。

    飛行機の乗り継ぎ時間が長い場合、トランジットエリア内で過ごしたり、空港を出て経由地を観光したりできます。それぞれのケースで乗り継ぎ時間を有効に活用する方法と、その際の注意点をご紹介します。

    乗り継ぎの意味

    最終目的地へ行く途中に、経由地の空港で別のフライトに乗り換えることを「乗り継ぎ」と言います。国際線のように長距離を移動する場合、直行便がない目的地へ行く場合、または旅費を抑えるために乗り継ぎ便をあえて利用する際などに乗り継ぎが必要なことがあります。

     乗り継ぎの種類とその違い

    乗り継ぎにはおもにトランジット、トランスファー、ストップオーバーの3種類があります。大きな違いは経由地での滞在時間と別の飛行機に乗るかどうかです。

    トランジット:

    燃料や機内食の補給、機内清掃や乗務員の交代などの理由で、飛行機が一時的に着陸することです。経由地では機内で待機するか、短時間だけ飛行機から降りてトランジットエリアで待ちます。最終目的地まで同じ飛行機で移動するため、乗り換え手続きや荷物の預け直しなどはありません。

    トランスファー:

    最終目的地までの途中で別の飛行機に乗り換えることを指します。乗り継ぎ便が同じ航空会社であっても、経由地でスーツケースの預け直しや搭乗手続きが再度必要になる場合があります。

    ストップオーバー:

    経由地での滞在時間が24時間を超えると、ストップオーバーになります。ストップオーバーは「長めのトランスファー」ですので、この2種類の乗り継ぎの手順は同じです。

    それぞれの乗り継ぎの注意点

    トランジットの注意点

    基本的に機内で待機しますが、機内清掃の場合など、一時的に飛行機から降りるケースもあります。滞在時間が短いのでゲートの近くで待つようにしましょう。

    トランスファーの注意点

    経由地で別のフライトに搭乗するので、機内持ち込み手荷物を含むすべての荷物を持って降機してください。荷物の預け直し、搭乗手続き、税関検査などのステップは航空会社や経由国によって異なるためご注意を。

    ストップオーバーの注意点

    入国審査を受けて経由国を観光する場合も、空港内のホテルに滞在する場合も、経由地での滞在期間が24時間を超えるのでホテルの予約が必要になります。ストップオーバーの可否や条件、追加料金が発生するかは航空会社によるので、航空券を予約する際にご確認ください。

    荷物の預け直しがある場合

    トランスファーとストップオーバーでは、荷物の預け直しが必要な場合があります。スーツケースなどを手荷物受け取り所で受け取ったら、乗り継ぎカウンターで手続きをしましょう。経由地で荷物の預け直しが必要な場合は、出発地のチェックインカウンターで教えてくれることが多いですが、念の為事前にご確認ください。

    空港でフライトスケジュールをチェックし旅行に出かける男性

    空港内での過ごし方

    数時間〜半日ほどの乗り継ぎ時間であれば、トランジットエリアや空港内を散策するのがいいでしょう。とくにハブ空港や大きな空港では、充実したサービスやユニークな施設を設けていて、退屈することなく乗り継ぎ時間を過ごせます。

    レストランでの食事

    フルサービスのレストラン、地元の料理専門店、カジュアルなカフェやファストフードが集まるフードコートなどTPOに合った食事ができます。広い空港では飲食店が1ヶ所に集まっているエリアと点在している場合があるので、ターミナルマップやウェブサイトで確認しましょう。

    食事の提供の速さを重視するお店ばかりでなく、大画面テレビでスポーツ観戦ができる、長居しやすそうな雰囲気のレストランや、店内の一部がバーカウンターになっていて、見知らぬ人同士が気さくにおしゃべりを楽しめるダイニングバーもあります。

    ショッピング

    免税店、ハイブランドショップ、お土産店、本屋、雑貨屋、旅行用品店、さらに化粧品や電化製品の自動販売機など、さまざまな買い物を楽しむことができます。

    空港ラウンジを利用する

    有料ラウンジやカードラウンジ、航空会社ラウンジなどを利用して、乗り継ぎ時間を過ごすのもいいでしょう。食事やドリンク、無料WiFiなどのサービスのほか、シャワールームや仮眠スペースを完備しているラウンジもあります。それぞれ利用条件があり、対象となるクラスの搭乗券、クレジットカードやプライオリティパスの提示が必要になりますので、受付でお問い合わせください。

    無料で楽しめるアクティビティ

    期間限定の展示やイベントを開催したり、バタフライガーデンや体力発電できるエクササイズバイクのようなユニークなアクティビティがある空港もあります。以下に無料で利用できるサービスやアクティビティの一例をご紹介します。

    • アートの展示やミニ美術館
    • こだわった建築やデザインを鑑賞
    • 庭園やガーデンエリア
    • キッズエリア
    • 瞑想ルーム
    • リクライニングチェア
    • 展望デッキから飛行機を眺める

    その他の有料サービス

    空港やトランジットエリアによっては、以下のような有料サービスの利用が可能です。インフォメーションセンターで尋ねたり、ターミナルマップを見てみましょう。

    • ゲームセンター

    • シャワールーム

    • サウナや温泉施設

    • マッサージ店やマッサージチェア

    • トランジットホテル(短期滞在型のホテル)

    • 映画館

    • カジノ

    ラウンジで座ってカクテルを待つグループとカクテルを配膳するウェイター

    空港の外に出る場合

    飛行機の乗り継ぎ時間が長い場合は、空港を出て経由地を観光するのもいいでしょう。その際に気をつけるべき点をいくつかご紹介します。最も重要なポイントは、時間に余裕を持って行動することです。

    ビザが必要か事前にチェック

    乗り継ぎだけの短期滞在でもビザが必要な国があります。経由国のビザの要否を事前にご確認ください。

    十分な時間があるか確かめる

    空港を出て経由地を観光できる時間があるかを判断する際には、以下のポイントを考慮しましょう。

    • 乗り継ぎ時間

    • 入国審査や荷物の預け直しに要する時間

    • 空港の広さやターミナル間の移動

    • 空港からホテルや市街地までの距離

    • 公共交通機関の利便性

    • タクシーやライドシェアの普及度

    • 渋滞の有無

    • 出国手続きにかかる時間

    • 航空会社が主催のトランジットツアーの有無

    「十分な乗り継ぎ時間」は一概に言えませんが、例えば次のようなプランだとしたら、最低7時間は必要になります。

    入国審査、荷物の預け直しなどの手続き

    1時間

    ホテルや市街地までの移動

    1時間

    食事や観光

    3時間

    空港までの移動

    1時間

    保安検査や出国審査

    1時間

    交通の利便性もチェック

    都市によっては、観光地がある市街地と空港が離れている場合があります。空港までの移動時間に影響を与える要素には、空港までの距離、公共交通機関の利便性や正確さ、タクシーやライドシェアの普及度、渋滞する時間帯などが挙げられます。これらを考慮した上で時間にゆとりを持って行動しましょう。

    空港の窓から外を眺める子どもと大人

    まとめ

    「旅は道中も楽しい」と言うように、飛行機の乗り継ぎの際だからこそ楽しめるアクティビティ、新しい発見や出会いがあるかもしれませんね。快適で安全な旅を!