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国内の人気スキーリゾート6選


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日本のスキー&スノーボードリゾートは、シベリアからの寒冷前線のおかげで豊かな積雪を誇り、連なる山々の絶景やスキーで疲れた体を癒やす温泉、良心的な料金、さほど混雑していないゲレンデと美味しい日本料理で知られています。それでもウィスラーやシャモニーなどの有数のリゾートに比べると、世界的な知名度はまだ低いと言えるでしょう。

世界各地からの旅行者による日本のスキーリゾート5選をチェックすれば、あなたもその新たな魅力に気がつくはずです。

ニセコ

年初の寒冷前線に伴う数メートルの積雪の素晴らしさから、「Japanuary」という造語も

日本にとどまらず、世界有数のスキーリゾートと名高いニセコは、繋がりあった4つのスキー場にパス1つでアクセスすることができます。北海道の山には、シベリアから日本海を渡る寒冷前線が通過することから毎シーズン数メートルの積雪があり、質の高いパウダースノーを求め山々に向かうスキーヤーにJapan(日本)とJanuary(1月)を合わせた「Japanuary」という造語さえ作らせたほどです。ニセコは味噌ラーメンなどの郷土料理はもちろん、多国籍の高級料理でも有名。暖かい雰囲気漂う、納屋をイメージしたガラス張りのグルメレストランや、ナイフがいらないほど柔らかい神戸牛のステーキを堪能できるレストラン、Steak Rosso Rossoなどがあります。リゾートではナイトスキーも可能。日没後は人混みも少ないので、投光照明に照らされたコースを星空の下静かに滑りたい方にぴったりです。宿泊にはゲレンデ直結の木調のシャレー、モイワロッジがおすすめです。

白馬

冬季オリンピック開催以降、白馬は日本のリゾートの中でも人気上位に

1998年の冬季オリンピックでいくつかの競技の会場となって以降、白馬は日本のスキー&スノーボードリゾートの中で最も人気の高いもののひとつとなりました。日本アルプスの麓に11のリゾートがあり、美しい大自然の中、豊かな積雪と150kmに渡る手入れの行き届いたゲレンデを満喫できます。リゾートのひとつ、岩岳からゴンドラに乗れば、アルプスの壮大な景色を360度眺めることも。広大なリゾートだからこそ、あらゆるレベルのスキーヤーがそれぞれに楽しめるのも魅力。アプレスキー(スキー後の飲食やパーティー)ほか、静かに過ごしたい人向けのエリアもあります。人の少ない場所に滞在したいなら森に囲まれた白馬コテージ・グラム、市内中心部に滞在したいなら露天風呂もついた白馬ハイランドホテルがおすすめです。

妙高

リゾートから望むのは、同じ名前を冠した活火山の妙高山

日本で最も歴史のあるスキーリゾートのひとつ、妙高は数多くのゲレンデを擁し、スキー休暇にぴったりの場所です。標高2,454mの雪に覆われた活火山、妙高山の周辺に互いに繋がりあったスキーエリアが点在し、日本最長のコースを提供していることでも知られています。ブナやカエデの木が並ぶ森を滑り抜け、上質なパウダースノーを思う存分満喫しましょう。妙高山も、シベリアからの寒冷前線の通り道に位置しているため雪は深く、同規模のスキーリゾートと比べると比較的静かで人の列が少ないのが特長です。おすすめの滞在先、香嶽楼には、雪で冷えた体を暖めてくれる温泉や露天風呂、暖炉が備わっています。

富良野

まっさらな雪が続く、富良野の冬景色

北海道のほぼ中央に位置する富良野は、日本有数のパウダースノーを誇ります。シベリアからの寒気で毎シーズン雪が深く積もり、あらゆるレベルのスキーヤーやスノーボーダーたちが集まって時にはオフピステを楽しみます(「オフピステ」は定められたコース外を滑降すること。多くのスキーヤーが行なっていますが、日本では原則禁止されています)。居酒屋やカフェも多数点在し、山腹の小屋には疲れた体を癒やす熱々のラーメンや焼き鳥を提供しているところも。ゴンドラ乗り場から通りを挟んだところにあるフレッシュパウダーアコモデーションが宿泊におすすめです。

野沢温泉

スキーにスノボ、思いきり滑ったら野沢温泉でほっこり温まろう

質が高く種類豊富なゲレンデだけでなく、昔ながらの山村での滞在を体験してみたいなら野沢温泉へ。野沢温泉は、遡ること8世紀に発見されたという伝承が残る日本で最も有名な温泉村のひとつで、街を散策すれば石畳に囲まれた湯地から熱い湯気が立ち上るところを見ることもできます。この歴史的な街は日本で最も古くからスキーリゾートを擁する場所としても知られ、1912年、オーストリア人によりスキーが持ち込まれたこの地から日本全体にスキーが広まったとも言われています。多くの建物が江戸時代(1603〜1868年)築のため、木造、畳敷き、障子戸の伝統的な旅館や民宿に宿泊したい旅行者にもぴったり。野生のサルが温泉に入ったり、水遊びをしているところを間近で見られる地獄谷野猿公苑にも足を伸ばしてみましょう。日本式の美しい装飾が光るやすらぎの宿 白樺に滞在すれば、館内の温泉も満喫できます。

湯沢

東京から新幹線でわずか1時間の湯沢には、上質なゲレンデがいっぱい

「雪国」として知られる湯沢は、実は東京から新幹線でわずか1時間の距離。駅からすぐ近くにゴンドラ乗り場があり、あっという間にゲレンデにアクセスできます。またスキー用具やウェアはレンタル可能なので、身軽に出かけることができるのも嬉しいですね。湯沢は降雪量がコンスタントに多いため、スキーシーズンが長くコンディションは最高。山の高さを生かしたスキー場では、1,181mからベース標高の358mまでを滑り降りることができます。湯沢は広大なため、中部、南部、東部、下部にエリアが分かれており、周辺の有名スキーリゾートへもアクセス良好です。元は数百年前、天然温泉を囲むようにできた街であることから、一日滑りを楽しんだあとは、雪の舞い降りる中温泉にゆっくり浸かって疲れを癒すこともできます。松泉閣 花月は、日本庭園と10種の温泉を提供するおすすめの宿泊施設です。